伝統工法の家がまた、受け継がれました。
リフォーム古民家再生耐震補強
伝統工法、古民家改修、耐震改修
よくある、丈3建ちの家です。

ただ伝統工法の家としては最後に近い
年代に建てられました。
お知らせにも書かさせていただきましたが
耐震一般診断が0.16の数値でした。
しかし、伝統工法の正確な診断をすれば
1/20radは、ありました。すなわち
一般診断でいう1.0から1.2程度はあったわけです。
この建物を1.5以上にするために改修を行いました。
① X、Y方向に足固め(根固め)がありましたが、効果の少ない部分があったので、
足固めと敷居を兼用した補強材(120x150、150x180)を3箇所
② 建物のゆれを押さえるために
仕口ダンパー 15cmタイプを4箇所取付
③縁側の壁が大壁構造に改築されていたので
荒壁パネル 3尺1箇所設置
以上の改修箇所のみでほぼ1週間の期間で終わりました。
施工費用も改修対象額の範囲内で納まりました。
施工前:敷居の仕口のみで足固めの仕口が特に
小さい
荒壁パネル下地です。
荒壁パネルの仕上がりです。
この上に塗り壁仕上げをしました。